無垢フローリング選びのポイント

無垢フローリング選びのポイント

無垢フローリングを選ぶにあたって

無垢フローリングを使って、健康で快適な生活が送りたい!

無垢フローリングで使われている樹種はたくさんあります。また、同じ樹種でも色々な仕上げがあります。

色々な樹種や仕上げを比較検討しながら一つの種類を選ぶのはとても頭を悩ませますが、同時にとても楽しい作業でもあります。(私たちはそんな楽しい作業にお付き合いすることが大好きです!)

無垢フローリングを使った空間ができれば、末永く使われることがほとんどでしょう。

無垢フローリングを使い始めてからでも心の底から「この無垢フローリングにして良かった!」と思っていただけるよう、プロの視点から見る無垢フローリング選びのポイントをご紹介しましょう。

無垢フローリング選びのポイント!
選べる樹種がかわる?床暖房対応かどうかをチェック!

近年では、戸建て住宅やマンションを問わず、リフォームや新築時に床暖房を取り入れる方が増えてきました。

以前は、床暖房に無垢フローリングを使うと熱による乾燥が原因ですき間ができたり、反ったりということがよく起こり、無垢フローリングは床暖房には向かないとされてきました。しかし、現在ではそのような現象が極力でないように加工された無垢フローリングができています。

それでも、もともとの木の性質上、寸法安定性に乏しい樹種などは床暖房対応品として販売されていないことが多く、床暖房対応の無垢フローリング方が、一般のものよりも、圧倒的に選べる樹種が少ないのが現状です。

無垢フローリングをどれにするか選ぶ前に、床暖房を採用するかしないかを決めておくことが大切です。

無塗装品の床暖房対応無垢フローリング

無垢材を乾燥によってのみ対応させたものです。主に無垢フローリングの中に含まれる含水率を下げることによって床暖房使用時の乾燥にも耐えることができるようになっています。

その他、無垢フローリングの裏面を特殊な塗料で塗り固めることによって、反りや割れなどを抑えた商品もあります。

6面塗装の床暖房対応無垢フローリング

無垢フローリングのすべての面を塗料で覆ってしまい、木の呼吸を止めることで動きを抑え、床暖房対応にした商品です。

比較的安値のものが多くコストは抑えることができますが、見た目と断熱性以外の無垢材の良さがなくなってしまいます。

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無垢フローリング選びのポイント!
お部屋のイメージは?色合い・木目をチェック!

「明るくて清潔感がある空間にしたい。」「お洒落で落ち着きのある空間にしたい。」など、みなさまが理想とされている空間にはそれぞれの想いがあると思います。

その中でも床は、室内で生活する人の視野に入る面積が広く、多くの場合はインテリア全体を考える上でのメインカラーとなります。

明るいお部屋にしたいから、桜。落ち着きのあるお部屋にしたいから、ウォルナット。というように、無垢フローリングの色合いや木目の感じで選ぶことはお部屋のイメージを決める上で、非常に重要な要素となります。

色合いや木目の明瞭さなど、それぞれの樹種にはそれぞれの個性あふれる表情があります。また、同じ樹種でも全く同じものは二つとありません。見た目の経年変化も無垢フローリングの一つの醍醐味ですので、そういった部分も選ぶ上でのひとつの判断材料にしていただきたいと思います。

壁や家具などと一緒に、お部屋のコンセプトにあうものを選びましょう。

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無垢フローリング選びのポイント!
木の性質をチェック!硬さ・寸法安定性・耐朽性・虫害

木にはそれぞれの木が持つ本来の性質があります。

購入前に確認しておきたい木が持つプラスアルファの特性をご紹介しましょう。

硬さ

購入後、普段使用する上で一番影響があるのがこのフローリングの硬さでしょう。無垢材の硬さが硬いほど、キズが付きにくく、床材として扱いやすいものが多いです。逆に柔らかいものは、触ったときに暖かく、歩くときにかかる足腰への負担が少ないのが特徴です。

木の重さも硬さにほぼ比例しており、硬いものほど重く、柔らかいものほど軽くなります。

寸法安定性

木に含まれる水分の量(含水率)に応じて、木がどのくらい膨張・収縮するかが寸法安定性です。

この寸法安定性は膨張収縮係数という数値で表され、樹種によって異なります。また、同じ樹種でも板目・柾目のような木材の切り出し方によって大きく異なり、おおまかには板目材は柾目材の約2倍ほど伸縮します

寸法安定性があると、温度や湿度の変化によって起こる膨張収縮が少ないため、乾燥時のフローリングの目地(継ぎ目)の空きや反りが小さくなります。

つまり、この寸法安定性が優れている樹種ほど、床暖房に向いている樹種と言えます。

耐朽性

木に含まれる水分の量が多くなると発生しやすくなる腐朽菌(カビ・腐れ)に対しての強さも樹種によって異なります。

しかし、いくら腐朽菌に強い樹種でも、過度な湿気状態が続きますと、カビや腐れが発生する可能性がありますので注意が必要です。

こまめな換気と水分をこぼした時の速やかな拭き取りを心がけましょう。

虫害の受けやすさ

無垢フローリングは、コンクリートや鉄などとは違い、天然の有機材料であるために、虫がつく可能性があります。

有名なものでは乾燥した木材を好むヒラタキクイムシや、湿った木材を好むシロアリなどがそうです。特に無垢フローリング場合はほとんどが乾燥材ですので、湿気の多い環境にさらされていない限り、シロアリよりもヒラタキクイムシに注意しなければなりません。

被害に遭いやすいものとしては、広葉樹の辺材で、特に環孔材に多い傾向があります。それは虫の栄養源となるデンプンや糖類、たんぱく質を多く含むためで、栄養源の少ない広葉樹の心材や針葉樹が被害を受けることはほとんどありません。

そのほか、”タンニン”などの虫が嫌う成分を多く含む樹種は、虫がつきにくいことがわかっています。

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無垢フローリング選びのポイント!
あなたのライフスタイルは?塗装の仕様をチェック!

無垢フローリングの仕上げとして使用される塗料には、実にさまざまなものがあります。

本当であれば、せっかくの無垢フローリングですので、一番無垢材の良さを体感することができる無塗装のものにしていただきたいところです。

しかし、そのお部屋の使用目的や、使う人のライフスタイルによっては、無塗装ではなく、塗装してあげたほうが、フローリングを綺麗な状態で長持ちさせることができます。

無塗装と塗装されたものでは、色合いや質感もかわりますので、慎重に選ぶようにしましょう。

無垢フローリングの塗装についての詳しい内容は、こちらをご覧下さい。

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無垢フローリング選びのポイント!
グレードとタイプをチェック!「節の有無・継ぎ接ぎ・厚み」

無垢フローリングの価格は、樹種や仕様に応じてかなりの幅があります。

基本的には、希少価値が高く入手困難な樹種ほど値段が高くなります。逆に一般に多く流通しているような樹種は比較的安値のものが多いです。また、同じ樹種でも節・色むらが少ないもの、つぎはぎがない一枚もので面積(体積)が大きいものほど高くなります。

その他、床暖房対応品、塗装品は塗装代分の価格が上がりますので、ご予算が足りない場合は、樹種を諦める前に一枚板からUNI商品にしたり、オイル塗装品を無塗装品にしてご自分でオイル塗装をされるか、蜜蝋ワックスを塗るなどして検討してみましょう。

【無垢フローリングの等級】
A級品
節がなく、色ムラも少ないグレードです。「節無し」「プレミアムグレード」などと呼んでいる取扱店もあります。木材市場では節のないものの方が価値があるとされているため、価格は上がります。
AB級品
B級品よりも節や色ムラの割合が比較的少ないグレードです。価格もA級品よりは安く、B級品よりも高くなります。
B級品
節や色ムラを含むグレードです。最近ではA級品のような節のない綺麗な部分を選ったものではなく、あえて選別されていない節や色ムラを含んだ部分を使い、味のある空間にデザインされる方も増えています。また、お好みの色に着色することによって色ムラとコストを抑えて使用されるケースもあります。
美節品
弊社オリジナルグレードです。よく見る黒く丸い節だけでなく、筋のように入った部分を上手く使った商品です。今のところ桜材にのみ適応しています。
【無垢フローリングのタイプ】
純一枚もの・一枚板・OPC(OnePieCe)
名前の通り縦にも横にも継ぎ目のない一枚の板でできたもので、その木本来の表情が最もよくわかります。1枚の面積が大きいほど、また厚みがあるほど値段は高くなります。決まった長さにそろえられた「定尺」や色々な長さが混ざった「乱尺」、数種類の定尺が混ざった「定乱尺」があります。
ユニ(UNI)タイプ
数枚のフローリングを長さ方向に継いだものです。乱尺では施工時に手間がかかるため、フィンガージョイントなどでつなぎ合わせて一枚の板にしています。またジョイント部分をVの字にカットすることによって、一枚ものに見せているものもあります。
FJL(集成材)タイプ
数枚の比較的細い板を横方向にもつなぎ合わせたものです。一つ一つの木片が細長いため、その木の表情はわかりにくくなりますが、寸法的には安定し、幅広のものでは施工性はよくなります。

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無垢フローリング選びのポイント!
発注前にここをチェック!「価格・乾燥方法・含水率」

商品価格

購入時には「商品代金+送料+振込み手数料」が必要となります。また、輸入した無塗装品を国内の塗装工場などで塗装を依頼された場合は、別途「塗装料」が発生します。

国産無垢材の場合は比較的安定しておりますが、輸入品の場合は原材料の相場、為替相場、輸入関税、原油価格などの影響で価格が大きく変動することがありますので、見積り書の有効期限が切れている場合は、購入前に再度見積書を請求し、購入費用の総額を確認しましょう

乾燥方法・含水率

無垢の木材を素材の風合いなどを崩さずにフローリングなどで使用する場合、乾燥方法と含水率が命となります。しっかりとした乾燥や加工がされていないと、後あと反ったり曲がったり割れたりといった現象が頻繁に起こる可能性が高くなります。

樹種によって適切な含水率は変わりますが、一般的な無垢フローリングは10%以下、床暖房対応の無垢フローリングでは5%以下が望ましいとされています。

しかし、ただ含水率を下げればいいという訳ではありません。商品として出荷されるときに、木の内部に無理な力が発生しないような方法で乾燥させる必要があります。また、適正な含水率は樹種によっても異なります。

製造業者によって様々な乾燥方法が用いられていますので、購入前には必ず確認するようにしましょう。

【ご注意】

やみくもに商品代金が安くても、しっかりとした乾燥がなされていない場合もありますので要注意です。

現在では、施工後に起こった無垢フローリングの反り・割れ・空きなどの現象は、不具合(保証対象)としては認められていません。つまり、納品された時点で問題がなければ、実際に使い始めてから上記のような現象が起こっても、どうしようもないというのが現状です。

無垢フローリングの特性を十分理解した上で、購入されたユーザー様でも、反ったり割れたりしたフローリング上での生活はストレスが溜まり、結果クレームとなるケースがあります。

弊社としては、実際に無垢フローリングを使われる方にいたるところが反ったり割れたりしている無垢フローリングの上で生活していただきたくありません。また、施工業者様や設計事務所様にも安心してお施主様に無垢フローリングを勧めていただきたいと考えています。

その為には、製造過程においてそれなりの手間と時間をかけ、木に無理な力を発生させることなくじっくりと乾燥させる必要があります。

ユーザー様の立場に立って無垢フローリングを製造・販売している業者であれば、それなりの時間と手間を掛けて乾燥・加工しているので、それに見合ったコストが発生します。

商品代金が多少割高に感じられても、その分反りや割れなどが少ない無垢フローリングであれば、施工完了後の修繕・手入れ、業者様であればクレーム対応にかける時間や費用を考えると、「お得な価格だった。」となる場合が殆どです。

使い始めてからフローリングを張り替えるのは、ユーザー様にとっても、施工業者様にとっても簡単にできることではありません。

そのようなことにならないためにも、じっくり検討するようにしましょう。

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